サラトフでのシンポジウム2015

今年もサラトフの研究集会に行ってきた。

モスクワ

いつものシェレメーチェヴォ空港ではなく、今回はドモヂェードヴォ空港。

2011年に爆弾テロがあった。長居は無用である

 

モスクワのホテルはイズマイロヴォの安ホテル。

 

1980年のモスクワオリンピックに合わせて作られた施設だ。

 

 

相当老朽化している、と思いきや。なかなかきれいになっていた。

チェックイン等も問題なし。

 

ロシア旅行も以前とは比較にならないほど快適になった。

 

 

図書館での手続きもあっけないほど何の問題もなく終了。

特に掲示はなかったが、ノートパソコンの持ち込みが許されているようだ。

iPhoneでコピーしている人もいたが、この辺は用確認。

で、放課後はモスクワ観光。今回はモスクワの新名所「海軍博物館」。

 

しかしモスクワ川に潜水艦。違和感が残る。

 

サラトフ。

今年は秋の訪れがいつもより遅い。

 

本題の研究会。今年のお題は「チェルヌィシェフスキーとルシン人解放運動」。直球勝負である。

なぜかテレビ局も来ている。

 

なんと。博物館創立95周年だという。ムレーニナ館長をはじめとして職員が表彰を受ける。

来賓祝辞、ということで一席。

しかしなぜ100周年ではなくて95周年なのか、疑問が残る。

 

何か違和感を抱えつつ、再びモスクワへ。

 

トレチャコフ美術館のあるモスクワ川の対岸地区。

観光客を意識してだろうか、歩行者天国が整備されていた。

と、おしゃれなレストランに日本のうどんチェーンの看板が。

というわけでお昼はカレーうどん。な〜んか妙だ。

 

とはいえ、対岸地区は商人と職人の街。東京の下町のようなものだ。どこか懐かしさが漂う。

 

19世紀にロシア皇室御用達のウォッカ会社「スミルノフ」の本社だった建物。

現在も「スミルノフ」の看板が出ていた。

 

事件事故のないロシア、留学生のいないモスクワ、紅葉のないサラトフ等々、終始違和感の付きまとうサラトフ行だった。

 

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