サラトフでのシンポジウム2012

今年もサラトフの研究集会に行ってきた。

モスクワ

今年の宿はコスモス。旧国民経済達成展の真ん前である。ソ連時代の有名な銅像も屹立している。

 

 

こちらは新しいモスクワ。高層ビルがそびえたっている。

 

何と縁起がいい。サラトフ行13号車だ。

 

で、サラトフ。例によってチェルヌィシェフスキーがお出迎え

 

「人類初の宇宙飛行士」ユーリー・ガガーリンとも長い付き合いになった。

 

で、これが本題。「チェルヌィシェフスキーとその時代」のシンポジウム。

今年のお題は「チュッチェフとシェリング哲学」。「無底」がね…で引っ張った。

 

地元の小学生の文化活動。ロシア史の業界ではよい評判を聞いたことがないストルイピンもここでは郷土の偉人。

ちなみに私はノーネクタイだ。

 

で、そのストルイピンだが、キエフの劇場で観劇中に暗殺された(ちなみに墓所はキエフの洞窟修道院)。これがその時の椅子。

「怖気づかないよ」と書いてあるが、果たしてそんなことを言ったのか?

 

こちらは裏山の戦勝公園。東ヨーロッパではよい評判を聞いたことがないソ連戦車T-54

1968年にこれがやってきたときにはプラハの人々は「怖気づかないよ」と言っただろうか。

 

「戦勝公園」であるから、当然、やっつけた敵の武器も展示してある。ドイツ軍のStuG40 Aust.G 突撃戦車。「対戦車ライフル一発で」仕留めたとのこと。ロシア陸軍のゴルゴ13である。

 

ロシア戦車の部屋はこちら(マニア向け)

 

一方こちらは「ガガーリン中佐の宇宙カプセル」。鬼太郎の親父ではない。

本物はモスクワの宇宙飛行士博物館にあるから、おそらくこちらはバックアップ。

 

「ロシア最初のトラクター」。おそらく「最初の国産トラクター」のことだと思う。記録に残っている限り、英国製動力トラクターを最初にロシアに導入したのは1851年のA.I. コシェリョーフ。

 

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