サラトフでのシンポジウム2009年 |
今年もサラトフの研究集会に行ってきた。 |
新しい古いモスクワ 古き「モスクワ」が復活していた。元どおりの姿が復元されたホテル「モスクワ」。 ソ連時代のモスクワ名物、レーニン廟前の行列も(一瞬だけだが)復活した。モスクワ見物の小学生。 革命広場に出現した「革命的な」ゲーム機。PSP |
とはいえ、ロシアの復活はまだ先だ。「ロシアホテル」跡地。廃墟のまま放置されていた。
モスクワの地下鉄も新しくなった。
地下鉄の駅には相変わらず「ペテルブルクでゲルツェンの非合法出版物を読む革命的民主主義作家たち」。スターリン時代の御用歴史学者の「ファンタジー」に基づいて作られたらしい。これもまた、なかなか「革命的」である。 |
サラトフ行きの列車も新型車両だった。弁当付きで、なかなか快適。テレビもあったが、映らなかった。
で、発表。くりかえすが、このためにはるばる来たのだ。サラトフへ。
チェルヌィシェフスキーの書斎のベランダからヴォルガ川を望む。 |
で、夜は「日本からの来客」の務め。今年は生け花教室。
モスクワに帰ると札大からの留学生とレーニンが待っていてくれた。 |