サラトフでのシンポジウム2006

今年もサラトフの研究集会に行ってきました。あいかわらずの駆け足旅行。たった2030分の発表をするために札幌−東京−モスクワ−サラトフと遠路はるばる行ってきました。

モスクワ

ホテルの危機!!!

「ロシア」消失!

Россия исчезла!

 

「モスクワ」再建中

Пока Москву строят.

 

「インツーリスト」いまだ休業中

А Интурист еще не работает.

 

今年のモスクワはホテルがない。モスクワを代表する「ロシア」、「モスクワ」、「インツーリスト」が一斉に改装工事に入ったからだ。で、客はみなほかのホテルに殺到する。当然のことながら、ホテル代は高騰する。

 

ウクライナ・ホテル

というわけで、モスクワのお宿は「ウクライナ」。外見も内装もモスクワ大学の本館とそっくり。

 

廊下なんか時計や間仕切りまでモスクワ大学の寮とウリふたつ。昔、モスクワ大学に留学していた頃のことをいろいろ思い出しました。

 

しかし、そこは高級ホテル。窓の外からはホワイト・ハウスも望めたりして、一等地である。

 

サラトフ

チェルヌィシェフスキーの家博物館とサラトフ国立大学共催の研究集会。最近のロシアの若手研究者は西側のことをよく知っているので気が抜けない。思わずうならされるような優れたテーマもいくつかあった。

 

遠く離れていても、お互い手の内、腹の内が分かり合っている研究者仲間というのは貴重なものだ。はるばる遠くからやってきた甲斐がある、というもの。

 

さらにチェルヌィシェフスキーだけで終わらないのが、サラトフのサラトフたるゆえん。日本語を勉強している学生との交歓会。

 

新しいモスクワ

「ビジネス・センター」という名の副都心が建設中だ。超高層ビルがそびえる「新しいモスクワの中心」。

 

すでに完成した建物もある。

2009年までには全て完成するらしい。あいかわらずモスクワの変化は早い。

 

地下鉄「ビジネス・センター」駅。案内板のキリル文字がなければ、ありふれたヨーロッパの地下鉄駅だ。

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