ビール
ПИВО
ロシアのビールはべっとりと甘く、そして度数が高い。飲み慣れるとかえって日本のビールが物足りなく感じる。普通500cc入りの瓶に入って売られているが、ラベルが付いていないことも多い。ビールとウォッカを半々に混ぜて「モスクワ風カクテル」などと呼んで飲む人もいるが、そのまま飲むのが正当派。冷やして飲んでもうまい。ロシア人は干し魚を肴に飲むが、これは相当生臭い。むしろペリメニ(ロシア風餃子)を日本の餃子のようにフライパンで焼いてこれをつまみにするのが日本人には向いている。ところでロシアのビールを「馬のションベンのようだ」と評する人もいるが、そんな人は実際に馬の小便を飲んだことがあるのだろうか。 とはいえ、1998年頃からロシア・ビールも改良が進み、バルチカ社のようにいろいろな製品を取りそろえるのがはやりとなった。 また、同じ頃からドライ系を目指したビールが多数登場したが、残念ながらこれらの多くは発泡酒のようなものだった。 ロシアで一般にビールの「度数」といった場合、それは「バリング度」で、発酵前の麦芽汁の糖分を表している。アルコール度数は別に「алк.」などと表記されている。 |
現在登録数:66種類(2007.05) |
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現在登録数:87種類(2007.05) |
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現在登録数:16種類(2005.06) |
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現在登録数:23種類(2005.06) |